職務経歴書はスキル・実績をアピールする

職務経歴書はスキル・実績をアピールする

「会いたい!」と思わせる

職務経歴書を記載するうえで大切なことは、応募企業で求められるスキルや経験についてじっくり考えてみることだ。

思い付いた分をすべて記載すると、必要とされるスキルでさえ、多くの経験のなかの一つに埋もれてしまい、インパクトを与えない。

営業担当者が、御用聞きのように「何か必要なものがありますか」と企業を訪問しても担当者は興味を示さない。営業に出向く場合でも、あらかじめ訪問先の企業で何を必要とするかを予測したうえで売り込む商品を持ち込むはずだ。

職務経歴書も同様に、企業が何を求めているか把握できていなければ、強調すべきアピールポイントがわからず、単なる経歴の羅列になってしまう。記載されているスキルや職務経験が自社で活かせるものであれば、採用担当者が会ってみたい応募者になるはずだ。

言い方を変えれば、採用担当者が会わないわけにはいかない職務経歴書を作成する必要があるのだ。

 

足りないスキルは高めよう

企業が求めているスキルが不足している場合でも自主的にスキルを高めていく気持ちがあれば、多少誇張して記載しても問題はない。

できないことを「できる」と記載してはいけないが少なくとも経験があり「できる自信」があれば、大いにアピールするべきだ。

30代後半の経理職を希望する場合、部下の指導力など、マネージメント能力が求められることが多いが25歳前後の社員と同様の業務しか行えないと採用担当者が考えれば、給与や他の社員とのバランスを考慮し、30代後半の応募者は不採用になるだろう。

企業が求めているスキルや経験が不足していても、求めているものを理解していれば、自主的にスキルを高めていることもアピールできるはずだ。

 

実績·評価に伴うエピソードを盛り込む

職務経歴書から、採用担当者は、記載されている内容の信憑性と働くうえでの人物像を見極めている。実績や評価を記載すると内容が具体性を帯び、イメージをつかみやすい。

たとえば、営業職では、目標達成率、前年対比、営業スタッフのなかでの位置付けなどを示すと、応募企業がそれまでと異なる業界であっても実力を判断しやすい。

また、売上などに直接関連しない部署でも、業務改善により経費を削減したことや新たな帳票を作成し、部門スタッフに好評だったことなど、仕事のエピソードを盛り込み、前向きに仕事を行う姿勢をアピールできる。

 

働く姿を想像させる

大切なのは、応募企業が求めている人物像をイメージしておくことだ。

たとえば、サービス業で土日も勤務する企業であれば、現職や前職でも土日に売上を上げた実績を示すことで、採用担当者は自社の勤務体制に合致する人材だと判断する。

また、営業職を採用する場合、短期間で戦力となる人材を求めるケースが多いので、売上実績をわかりやすく示すことで、採用担当者に安心感を与えることができる。

採用担当者が不採用にできない職務経歴書は、自社で求める人材と合致しているものだ。言い換えれば、それができていれば、書類で不採用になることはない。

信憑性のある職務経歴書にするために、実績、評価、エピソードを積極的に盛り込もう。

 

参考資料: