職務経歴書は職務経験を「カタログ化」する

職務経歴書は職務経験を「カタログ化」する

新車のカタログを見ると、デザインや特徴、価格など、さまざまな情報が掲載されているが、特に伝えたい情報が前面に打ち出されているはずだ。詳細なスペックや開発経歴などがズラズラと記載されていても、マニを示さない。顧客の視覚に訴えるようなキャッチコピーや文字の大きさにこだわり、読み手のア以外は興味視点を考えてさまざまな工夫を凝らしている。

職務経歴書も同様に、「応募者の強み」「自社で活かせる能力」などが短時間で把握できる書き方をしなければ、採用担当者の気持ちを動かすことはできない。

読み始めから職務経験の詳細が書かれていても誰も読みたいとは思わない。つまり、あなた自身の職務経験をカタログ化することが必要なのだ。

職務経歴のカタログを作るには、企業が求める職務経験や職務能力を前面に打ち出す工夫が必要だ。わかりやすい見出しをつける、箇条書きで記載するなど、常に採用担当者の心を動かす書き方を意識しよう。

規格が決まっていないことを活用する

熱意を示したいあまり、今までの職務経歴を余すことなく書きたいという気持ちは理解できる。しかし関連性の薄い案件が長々と記載されていても、採用担当者は自社が必要とする能力·経験を理解してないと判断するしかないのだ。企業がどのような職務経験を求めているのか、何を知りたいのかを把握して記載しなければ、採用には至らない。

職務経歴書があなた自身のカタログとすると、アピールできる材料は積極的に記載しなければならない。職務経歴書は書き方に決まりがあるわけではないので、応募企業で活かせる強みを具体的に明記しても間違いではないし、「自己PR」という項目を設けて応募企業にマッチングする人材であることをアピールしても構わない。

転職は、他の応募者より優れていることをアピールできなければ、採用されない。職務経歴書という文字に惑わされず、積極的にアピールすることが大切だ。

 

「選ばれる転職者のための職務経歴書&履歴書の書き方」谷所健一郎 C&R研究所